
背景をぽつぽつと。
駒門駐屯地から一枚。96式装輪装甲車。

さて劣化ウランの続き。
ウランは天然で最も重い元素であり、放射能を持つ。1940年代の核兵器の開発は、外国からのウランから独立するという米国政府の要望を燃え立たせた。アメリカ南西部のウランブームは、1950年代早期から、米国政府はウラン鉱石の独占的購入者となることを中止して市場が崩壊する1971年まで続いた。
ウラン発掘精製の大部分は、アメリカのナバホ特別保留地がある果ての地域で行われた。ナバホ鉱山地域(AML)局は豊富なウラン鉱(AUMs)を権威のもとで1977年の地表発掘制御および開拓活動に資金供給して再生利用した。ナバホAML局は、ナバホ居住地の27000平方マイルに約1300のAUMsが存在すると見積もった。AUMsのうち約50%は再生利用された。再仲裁されていないAUMsは、ウランを空中、土壌中、水中、食物連鎖中にまき散らすことになった。現在の統制されていないウラン発掘および精製の例は、アトラスコーポレーションモアブウラン精製くずである。約10000ガロンのウラン汚染水がコロラド川に毎日流入し、隣接する地表水のウラン濃度は1リットル当たり5mgを超えた。アメリカで最も大きいインディアン特別保留地はナバホ居住地であり、チャプターと呼ばれる110の政治単位に分割されている。33のチャプターで、アメリカEPAが226の水源を調査した。これらのうち、90の水源でウラン濃度がアメリカEPAの安全基準である1リットル当たり30マイクログラム(0.126マイクロモーラー)を超えていた。ウラン濃度は1リットル当たり33.3マイクログラムから1131マイクログラムに及んでおり、最も高い濃度では安全レベルの38倍に達していた。調査された水源はタンク、井戸、泉に貯蔵された。チャプター担当者は水が流れることなしに住民のための飲料水を供給するものとしての水源として認識された。2000年のアメリカ国勢調査によれば、175000名以上がナバホ特別保留地に住んでいる。少なくともこれらの住民のうち半分が日常使用のために最も近い水源から水を引いており、多くのナバホ居住地住民が安全とは言えないレベルのウランに曝されている。
ウランの毒性は放射能としてのものと、化学特性によるものがある。ウラン吸入や摂取は、悪性および非悪性呼吸器疾患、胃ガン、腎臓ガン、腎不全、白血病を引き起こす。ウランの生殖器に対する影響は、ラットに対する2%酢酸ウラン高用量投与実験により研究された。ウラン曝露によりラットの有意な体重減少、子の数の減少などがみられた。雌ラットの食事を硝酸ウラン(UN)を含まないものに戻したところ、体重は元に戻ったが、子の数の減少は元に戻らず、卵巣への永続的障害が示唆された。雌マウスに妊娠期間中、分娩中、養育中を通してチューブ食により酢酸ウランを投与したところ、一腹の子あたりの若い個体の死亡数が増加した。これはウランの高濃度投与が生殖毒性を誘発することを示していると思われる。
重金属はエストロゲン様作用を示す。いくつもの重金属がMCF-7ヒト乳ガン細胞の増殖を促すことが知られている。カドミウムはエストロゲンレセプターα(ER-α)に作用し、培養細胞のER-αのリガンド結合ドメインに結合することが分かっている。カドミウムは生体でもエストロゲン受容体を活性化させる。カドミウムを注入した卵巣摘出ラットは、子宮重量が増え、乳腺発育が促され、膣開口(VO)も促進された。カドミウムにより引き起こされるエストロゲン様作用は、アンチエストロゲンICI182780により阻害される。カドミウムは遺伝子組み換えイースト菌のエストラジオールで活性化されたニジマスERの転写活性を阻害した。カドミウム処理は、ER-α依存性Akt(蛋白キナーゼB)、Erk1/2(細胞外シグナル制御キナーゼ)、血小板由来成長因子受容体αの活性化により、乳ガンの細胞増殖を活性化する。これらの研究によりカドミウムがエストロゲン活性を持つことが示されたが、シルヴァらは、カドミウムがエストロゲン活性を持つことを、イーストエストロゲンスクリーン法、MCF-7細胞増殖、E-スクリーン法では実証することができず、Src、Erk1、Erk2リン酸化もできなかったと発表した。本研究では、飲料水中のウランが、合成エストロゲンのジエチルスチルベストロール(DES)と同様の影響を、雌のマウスの生殖器系に与えるかどうか調べた。