
腕が太すぎた。
北朝鮮は各施設の封印・停止の時期を明確にせず。やる気あるんでしょうか。まあ日本としては6ヵ国協議を粛々と進めるのみ。拉致問題に関する再調査を総書記が命じたという報道もありますが、これも信じていいものやら。
安倍総理の私的懇談会で、米国に向かった弾道ミサイルの迎撃容認が大勢を占めました。というか、そういうメンバーしか集めてないような気もしますが。
さて、劣化ウラン。今回は全訳ですが、まずは要旨から。
In Vitro Immune Toxicity of Depleted Uranium: Effects on Murine Macrophages, CD4+ T Cells, and Gene Expression Profiles
劣化ウランの細胞実験系における毒性:齧歯類のマクロファージ、CD4陽性T細胞、遺伝子発現に対する効果
Bin Wan, (1, 2) James T. Fleming, (1, 3) Terry W. Schultz, (1, 2, 4) and Gary S. Sayler (1, 2, 3)
Environ Health Perspect 114:85–91 (2006).
1Center for Environmental Biotechnology, 2Department of Ecology and Evolutionary Biology, 3Department of Microbiology, and
4Department of Comparative Medicine, University of Tennessee, Knoxville, Tennessee, USA
要旨
劣化ウランは、濃縮ウラン製造の際に生じる副産物であり、天然ウランや濃縮ウランと同様の化学的特性を持っている。環境中の劣化ウランによる免疫系への毒性を研究するため、我々は劣化ウラン(硝酸ウラン)を齧歯類の腹膜由来のマクロファージおよび脾臓のCD4陽性T細胞に暴露させ、細胞の活性、免疫機能、サイトカイン関連遺伝子の発現に与える影響を調べた。マクロファージおよびCD4陽性T細胞に、様々な濃度の劣化ウランを暴露させ、アポトーシスやネクローシスなどの細胞死をアネキシンV/プロピジウムヨード法で分析した。劣化ウランの細胞毒性は、両細胞とも濃度依存性に生じたが、マクロファージではネクローシス及びアポトーシスが100マイクロモーラーの劣化ウランに暴露後24時間以内に発生したのに対し、CD4陽性T細胞では500マイクロモーラーの劣化ウランで発生した。マクロファージやT細胞に細胞死を起こさせない濃度は、それぞれ50マイクロモーラーおよび100マイクロモーラーであった。リンパ増殖分析を行ったところ、マクロファージの機能は、200マイクロモーラーの劣化ウランに暴露させてから2時間で変化した。マイクロアレイおよびリアルタイムRT-PCR法を行ったところ、劣化ウランは両細胞における遺伝子発現を変化させた。最も変化の大きかった遺伝子発現としては、シグナル伝達関連のc-jun、NFκBp65、ニュートトロフィックファクター(Mdkなど)、ケモカイン及びケモカインレセプター(TECK1CCL25)、IL-10やIL-5といったインターロイキンがあり、劣化ウランがガンや自己免疫疾患に関係し、T細胞のヘルパー2型への局在化を誘導する可能性が示唆された。本研究は、劣化ウランの毒性が発揮される分子的メカニズムを理解する上で最初のステップになると共に、本研究により、劣化ウランによる免疫系修飾の分子的メカニズムを明らかにすることもできよう。