
殺される〜(笑)。
ロシアのエリツィン元大統領が死去。冷戦前後の激動時代の生き証人がまた1人亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げます。
アメリカから牛肉を輸入する際の検査がまた簡素化されそうです。なら日本の全頭検査も簡略化すればいいのに。専門家からすると、全頭検査を受けた高齢の牛よりは検査を受けていない若い牛の方がよっぽど安全だそうで。
日曜日に蚊を5匹撃墜してエースになりました。しかしこのペースでは今年中にエーリッヒ・ハルトマンの記録を抜いてしまいそうで、夜も寝られないので、ドアと枠の隙間をガムテープで塞ぐことに。以降は快適ですが、酸欠にならないように注意せねば。
さて、戦車の話。湾岸戦争には第2世代(改)のAMX-30B2で参加したフランスですが、世界に一歩先んじて第3.5世代戦車のAMXルクレールを開発しました。スペルが「Leclerc」なのでルクレルクと表記されたこともありますが、cは発音しませんので注意。ちなみにアメリカのM-1は別名エイブラムスなのですが、たまにエイブラハムスと間違われることがあります。スペルは「Abrams」なのでハはどこにも入ってません。エイブラハム・リンカーンとごっちゃにしたのではないかと思われます。
話がそれたので元に戻しますと、この戦車、もともとは西ドイツと共同開発する予定でした。しかしAMX-30と同じく要求が合わずに破綻、独自開発して1992年から配備しています。主砲は120mm滑腔砲、射撃統制装置はレーザー測距機と弾道コンピュータ、夜間視察装置はパッシブ式赤外線暗視装置、装甲は複合装甲と中空装甲、エンジンは1500馬力のターボチャージャー付きディーゼルで最大速度70kmと、ここまでは第3世代と変わりません。砲塔形状はレオパルト2のような直方体ですが、前方に向かってやや絞り込まれており、側面上方は斜めにカットされ、フランス特有の優美さを伺わせる外見となっております。また、複合装甲はモジュラー構造となっていて、新たな装甲が開発された場合はブロックを交換すれば改良が終わるという効率的なものとなっています。
最大の特徴は、車両間情報通信システム。MIL-STD-1553B規格のデータバスで各車両がリンクされており、それぞれの位置、射撃目標、砲弾装填の有無、装填弾種などが互いにリアルタイムで把握できるようになっていること。これにより、各車両の連係プレーが容易となり、上級部隊も戦闘状況を手に取るようにつかむことができます。また、車長専用の熱線暗視装置が搭載されており、砲手が照準中でも昼夜構わず別の目標を捜索できるようになりました。車長が見つけた目標を砲手が見つけられない場合、車長が砲塔を操作して目標に合わせることも可能で、わずか35秒の間に6両の戦車を鉄の棺桶に変えることができます。さらに各車両の目標が重ならないように指示したり、敵がコンタクト5付きのT-80やT-90など防御力が高い場合には2-3両で同一目標を狙うようにしたりと臨機応変な戦闘ができ、小隊をどこに配置してどう動かすか、実際どう動いていて敵がどう出たかもリアルタイムで分かるわけですから、まさに手足を動かすように戦車隊を運用することが可能です。
ルクレールはフランスに700両が配備されるほか、UAEに輸出されました。スウェーデンも採用を検討しましたが、機関系が複雑で燃費が悪いという欠点が判明して見送っています。
明日は、そのスウェーデンが採用したレオパルト2改良型の話。